ロストバゲージの保険、補償、対策はこうする!

海外旅行の際、一番起こる可能性のあるアクシデントの一つ。

ロストバゲージ もしくはディレイ・バゲッジ(荷物が遅れて到着する場合)です。

自分の乗ってきたフライトの預け荷物のターンテーブルに荷物がなくなったら、ロストバゲージ決定!

 

「おめでとうございます!」

 

もう、こうなったら、アクシデントを楽しむ!という気持ちを持った方がいいです。

その際、とるべき行動とは

・航空会社もしくは空港職員をつかまえて預け荷物の控えを見せ、 ロストバゲージになった旨を伝え、現在の荷物の在りかを調べてもらう。

・確認すること、
大抵は荷物の積み間違いで遅れて届きます。
いつ、届くのか。
自分の今後のスケジュールを照らし合わせ、自分が空港に取りに来るのか、滞在先に届けてもらうのかを確認。
洗面用具や着替えはどうすれば良いか尋ねる。
(歯磨きセットや石鹸などの入ったキットを提供してくれることがある)

電話番号を教えられ、「そこに電話しろ」、と言われた場合は、電話がない旨を伝え、
代わりに話をしてもらう(外国語で電話で話をするのは難易度が高いので)。
ここで重要なのは「その場で」色々な事をクリアにしていくこと。

・前後してPIR(PROPERTY IRREGULARITY REPORT手荷物紛失報告書)を作成することになります。
記載事項は、手荷物預り証記載の目的地、荷物の材質・色、特徴(荷物に貼ってあるステッカーなど)
これを持っていれば加入している海外旅行保険の内容次第で何らかの補償を受けることができます。

実際のてPIR(PROPERTY IRREGULARITY REPORT 手荷物紛失報告書)

 

荷物がどこにあるか探してもらっている間に、自分の加入している保険の補償内容を調べましょう。

また、FBとか、インスタに自虐的に荷物が出てこない写真を投稿するのも一案。

アクシデントは「ネタ」にしてしまいましょう!

結局、荷物が見つからない!ということは殆どありません。

時間はかかっても大抵持ち主の元に返ってきます。あせっても荷物は直ぐに手元に戻ってきません。気長に到着を待ちましょう!

遡って『ロストバゲージの事前対策』です。

以外とやっていないのが「荷物の写真を撮っておく」こと。
ロストバゲージの際は、必ずスーツケースの色や特徴を聞かれます。
外国語で説明するのは意外と難しいです。事前にスマホで1枚写真をとっておくと伝わりやすいですよ。

古いタグやバーコードをペタペタ貼っている人がいます。
過去のものは無効になりますが、それらがついているために新しいバーコードが読み取りエラーになってしまうことがあります。
特に取っ手についているものは必ず剥がしてくださいね。

ネームタグも今はカラフルなものや色々なデザインのものがありますよ!
ネームカードの記入部分が隠れるデザインのものを使ってください。
例えば、カードに記入して挿し込むタイプなら、普段は紙を裏返しにしておけば、プライバシーを守ることができます。
大っぴらに個人情報を出していると、出迎えにきた人間のフリをして荷物を持っていく悪いヤツもいますから、気をつけて!!

<番外編>
ターンテーブルから、荷物をピックアップしたら、スーツケースが破損していないかどうかチェック!
万一、破損していたら(中身を抜き取れれている可能性有)

『税関を通る前に荷物カウンターに申告』しましょう!

この場合は航空会社が修理費を払うのが一般的。
加入している海外旅行保険の場合もあり。いずれにしても、税関申告前に証明書をもらいましょう!

◇ Damaged baggage report(手荷物破損報告書)
◇ Pilferage report(内容紛失報告書)

といった書類です。

海外旅行保険、最近はクレジットカードに付帯されていることが多いのですが、
ロストバゲージについては、補償のないものも多いです。

それを利用する場合は、ご自身のクレジットカードの保険の補償内容を予めチェックしておくことをおススメします。

旅のプロのおすすめ海外旅行保険会社について見てみる

それでは良い旅を!