カンボジアのGDP

カンボジアは2012年にGDP成長率7.3%を記録し、順調な経済成長を遂げています。近年は日系企業のカンボジア進出も加速しており、日本の経済特別区整備などハード面、産業人材育成などソフト面の包括的支援が、こうした経済活動にも貢献しています。しかしながら、乳児死亡率などは、ASEAN諸国の中でも比較的高い状況です。これは1980年代後半から1980年代前半にかけての、「ポルポト」による大虐殺でほとんどの医療者が殺されてしまった為と言われています。そのおかげで、カンボジアでは医療者が育たず、医療への信頼は大変低いのが現状です。